狙うは12億円!エリート学生強盗団が映画そっくりな完全犯罪の仰天手口の結末は?
2020年6月3日放送の『ワールド極限ミステリー』で、学生たちの12億円強盗集団について特集されました。
映画を参考にして犯行に及んだエリート学生集団ですが、なんと彼らの事件も『アメリカン・アニマルズ』というタイトルで映画化されるほど。
実際に起きた12億円をねらったエリート学生強盗団の話をまとめました。
もくじ
【ワールド極限ミステリー】12億円エリート学生強盗団!映画化もされた完全犯罪の仰天手口
事件は2004年にケンタッキー州で起きた。
トランシルヴァニア大学にある図書館での出来事。
1838年ごろに出版された『アメリカの鳥類』という本があった。
野鳥画家のジョン・ジェームズ・オーデュボンが描いたと傑作といわれる画集。
ヴィンテージ本と呼ばれるほど希少価値が高いもの。
価値はなんと約12億円!
大学生2人、友人でFBIを目指す少年、そして実業家としてすでに成功をしている少年の4人で、その本の強盗を計画。
強盗計画の内容は、”強盗などがテーマの映画を参考にする”という驚きのものだった。
映画を見て考えた計画は、老人の変装をして図書館に侵入し、監視をスタンガンで気絶させ、そのすきに本を盗み出すというもの。
実際に犯行に及んだ4人。
計画通り老人に変装し、監視をロープで縛る。
ここまでは計画通りだったが、ここで思いがけない事実が。
その本は畳半畳ほどの大きな紙435枚にもわたる、とんでもない大きさだったのだ。
さらに4巻セット。
侵入した2人はなんとかカバンに高そうな本をつめ、画集の内2巻だけを持ち出した。
エレベーターで逃げるが、大きな本がボタンに当たり、1階にたどり着き目撃されてしまう。
なんとか地下駐車場まで行くが、脱出するはずのシャッターが降りていた。
逮捕されたくなかった2人は画集を投げ出し、自分たちとカバンに詰めた本だけ持ち出して逃げ出した。
壮大な計画になるはずが、お粗末な結果に終わってしまった。
結局、彼らは事件から2ヶ月後に逮捕され、7年後に出所した。
【ワールド極限ミステリー】12億円エリート学生強盗団が参考にした映画は
実際に彼らが参考にした映画はこちらでした。
Snatch(スナッチ)
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オーシャンズ11
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レザボア・ドッグス
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現金に体を張れ
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【ワールド極限ミステリー】12億円エリート学生強盗団は映画化もされた
エリートで良い家庭出身、将来も有望な恵まれている彼らが強盗事件を起こした動機は「普通でいたくなかった」「存在価値を残したかった」というものでした。
映画を参考にし、老人の恰好に変装して図書館へ強盗に乗り込むという驚愕のものでした。
彼らの実話は『アメリカン・アニマルズ』というタイトルで映画化されましたが、その映画には実際の彼らが出演し、すべて実話を元にしたドキュメンタリーになっています。
アメリカンアニマルズ鑑賞
実話に基づいた話なんだけど、本物の犯人のたちが演技が上手くてびっくりした。 pic.twitter.com/FJg7YzSxLO— Lynn (@LynnStardust) May 18, 2019
映画『アメリカン・アニマルズ』はU-NEXTで観ることができます。
31日間無料レンタル登録で、有料作品に使える600円分のポイントがもらえます。
『アメリカン・アニマルズ』は399円で配信中のため、実質無料で観ることができますよ。
実際に演技をしているのが犯人なので、リアリティ抜群です!
アメリカンアニマルズ。実話のようで実話でない不思議な物語。馬鹿すぎて語る価値もない若気の至りになんとかして価値を見出そうとしている現在の主人公達の姿が可哀想でもあり滑稽でもあり…。面白かった。
— Rick.178 (@Axolotl178) July 14, 2019
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