ボジョレーヌーボー(ボジョレーヌーヴォー)のキャッチコピー2020年版と歴代は?
ボジョレーヌーボーの解禁日は、毎年11月の第3木曜日と決まっています。
2020年は、11月19日(木)が解禁日!
ボジョレーヌーボーといえば、毎年中身のない独特のキャッチコピーが話題になりますよね!
2020年のボジョレーヌーボーのキャッチコピーと歴代キャッチコピーをまとめました。
もくじ
ボジョレーヌーボーのキャッチコピー2020年版
ボジョレーヌーボーのキャッチコピーは、委員会等によって正式に決められたものではありません。
日本でおなじみのボジョレヌーボーのキャッチコピーは、大手輸入業者・販売業者が、契約しているワイナリーの生産者と相談して決めているものです。
ボジョレワイン委員会の評価を読むと分かるように、表現が専門的すぎて、一般の人には分かりにくいためだとしています。
参考サイト:BELCY
要するに、誰がどのようにしてなどという基準はないということです。
2020年のキャッチコピーを探していたところ、下記のような記事を見つけました。
極めて早い成熟と乾燥した夏による、“究極のミレジム”。
参考サイト:ワイン通販エノテカ
今年の作柄は、「太陽のヴィンテージ。素晴らしい仕上がり」で、「ブラックチェリーなどの完熟した黒い果実の香りと心地よい余韻。非常に芳醇な味わい」。
参考サイト:食品産業新聞社ニュース
実際にネット上でどれがキャッチコピーと言われるか、解禁後にまた追記しますね。
※2020年11月19日追記
どうやら「究極のミレジム」が有力のようです!
今年のボジョレーヌーボーの評価は
「極めて早い成熟と乾燥した夏による、”究極のミレジム(ヴィンテージ)”」
らしい。笑
究極のミレジムって?笑#ボジョレーヌーボー解禁 #ボジョレー・ヌーヴォー #ワイン
— みゆ (@miyuuu_225) November 18, 2020
ボジョレーヌーボーのキャッチコピー2019年版
昨年2019年のキャッチコピーは何だったのでしょうか?
解禁前に発表されたボジョレーワイン委員会のプレスリリースによると、2019年は
2019年は有望だが、生産者のテクニックが重要な年
参考サイト:ワイン通販エノテカ
と言われていました。
解禁後、2019年のキャッチコピーと言われたのは、
「有望だが生産者のテクニックが重要な年」
「凝縮した果実味と上品な酸味が味わえる」
の2つでした!
1つ目はプレスリリースからのもので、もうひとつは、FNN PRIMEの記事内で生産者の話として載っていた表現。
他に、「橋本環奈もビックリ!クレオパトラの再来!!!」というのもありましたが、これはある飲食店の店長がツイートしていたものでした。
今年のボジョレーヌーボーのキャッチコピー調べてたんだけど、
「凝縮した果実味と上品な酸味が味わえる」「有望だが生産者のテクニックが重要な年」って言葉が出てくる中
「橋本環奈もビックリ!クレオパトラの再来!!!」って見て1人で笑ってる— りえ (@riri_94qk) November 21, 2019
ボジョレーヌーボー 2019 キャッチコピー
「有望だが生産者のテクニックが重要な年」とは
— クッキングパパ@日々日常クイズ(35/30) (@masashi12336) November 22, 2019
ボジョレーヌーボー解禁されましたー!
今年の飲んだ感想の結果、キャッチコピーは
「橋本環奈もビックリ!
クレオパトラの再来!!!」
に決まりました!!
沢山の投票ありがとうございました!!!! pic.twitter.com/PVcs9BEU0n— NaO@1/12東京六本木LIVE (@sanshow_nao) November 20, 2019
ボジョレーヌーボーの歴代キャッチコピー
ボジョレーヌーボーのキャッチコピーは、検索すると各年いくつかのバージョンが存在することがわかります。
ここでは代表的な歴代キャッチコピーをまとめてみました。
1983 | 「これまでで一番強くかつ攻撃的な味」 |
1995 | 「ここ数年で一番出来が良い」 |
1996 | 「10年に1度の逸品」 |
1997 | 「近年まれにみるワインの出来で過去10年間でトップクラス」 |
1998 | 「10年に1度の当たり年」 |
1999 | 「1000年代最後の新酒ワインは近年にない出来」 |
2000 | 「今世紀最後の新酒ワインは色鮮やか、甘みがある味」 |
2001 | 「ここ10年で最高」 |
2002 | 「過去10年で最高と言われた01年を上回る出来栄え」 「1995年以来の出来」 |
2003 | 「100年に1度の出来、近年にない良い出来」 |
2004 | 「香りが強く中々の出来栄え」 |
2005 | 「ここ数年で最高、タフな03年とはまた違い、本来の軽さを備え、これぞ『ザ・ヌーボー』」 |
2006 | 「今も語り継がれる76年や05年に近い出来」 |
2007 | 「柔らかく果実味が豊かで上質な味わい」 |
2008 | 「豊かな果実味と程よい酸味が調和した味」 |
2009 | 「過去最高と言われた05年に匹敵する50年に1度の出来栄え」 |
2010 | 「2009年と同等の出来」 「今年は天候が良かった為、昨年並みの仕上がり。爽やかでバランスが良い」 |
2011 | 「100年に1度の出来とされた03年を超す21世紀最高の出来栄え」 「出来が良く、豊満で絹のように滑らかな味わい」 |
2012 | 「ボジョレー史上最悪の不作」 「糖度と酸度のバランスが良く、軽やかでフルーティーな仕上がり」 |
2013 | 「みずみずしさが感じられる素晴らしい品質」 |
2014 | 「2009年の50年に一度のできを超える味わい」 「エレガントで味わい深く、とてもバランスがよい」 |
2015 | 「今世紀で最高の出来」 |
2016 | 「エレガントで酸味と果実味のバランスがとれた上品な味わい 」 |
2017 | 「豊満で朗らか、絹のようにしなやか。しかもフレッシュで輝かしい 」 |
2018 | 「理想的な条件の元、素晴らしいヴィンテージへの期待高まる」 |
参考サイト:http://ashikaradaats.jugem.jp/?eid=94
このように比較があいまいなのは、その年にできたワインがボジョレーヌーボーなので、“飲み比べ”ができないからという説もあります。
そもそもボジョレーヌーボーでここまで盛り上がるのは日本だけという話も聞きますし、このキャッチコピーも一種の風物詩化していますよね!