【アンビリバボー】映画化もされたスザンナ・キャハランの病名は何?
2020年12月17日(木)放送の『奇跡体験!アンビリバボー』スペシャルでは、悪魔に取り憑かれた女性スザンナ・キャハランについて取り上げられます。
▼「リアルエクソシスト」悪魔に取り憑かれた女性!? ニューヨーク・ポストで将来を有望視されていた新人女性記者が悪魔に取りつかれたかのように突然奇妙な行動を取り始め…?
番組HPより
スザンナ・キャハランの病気の正体とは一体何だったのか?スザンナ・キャハランのその後は?
この話をもとにした本・映画についてもまとめました!
もくじ
【アンビリバボー】スザンナ・キャハランの病名は何?
ハフポスト日本版より
2009年2月、ニューヨーク・ポストの記者として働いていたスザンナ・キャハランさん(当時24歳)は、ある日存在しないトコジラミへの恐怖に苛まれます。
高いお金を払って自宅にプロの清掃を入れましたが意味はなく、そこから症状はどんどん悪化していきます。
スザンナさんは高校3年生で「ニューヨーク・ポスト紙」
雑用係を経て報道記者になり、スキャンダルから犯罪まで幅広い分野をカバーして記事を書く将来有望な記者でした。
トコジラミの件以降、理由もなく仕事への意欲が薄れ、業務上のミスが続きます。
次第に、取材相手に対して異常な態度を取ったり、オフィスでいきなり号泣したかと思えば幸福の絶頂のように振る舞ったりするように。
吐き気に襲われたり、奇声をあげたりといった症状も現れ始め、病院で検査を受けますが結果は異常なし。
症状はどんどん悪化し、自分の名前を言うのすらままならない状況にまでなっていた2009年4月、ついに病名が判明します。
病気の名前は『抗NMDA受容体脳炎』。
細菌やウイルスから身体を守るはずの抗体が、誤って自分の脳を攻撃してしまう病気で、2007年に急性脳炎の1つとして発見されました。
映画『エクソシスト』の悪魔に取り憑かれた少女も、この病気だったと言われています。
発症率は100万人に0.33人と言われている珍しい病気ですが、スザンナさんは幸運にも適切な治療とリハビリを受けることができ、約7ヶ月後に職場復帰することができました。
再び記者として働くようになったスザンナさんは、自分の病気の体験を記事にしてみないかと上司に提案されます。
これを快諾し、ニューヨーク・ポストに記事が掲載されると、同じような免疫の病気にかかったと診断された人やその家族からの連絡が殺到し大反響となりました。
【アンビリバボー】スザンナ・キャハランの実話は書籍化・映画化も!
ジャーナリストとして、自身を襲った病の認知を広げる活動を始めたスザンナさん。
その一環として、自らの体験を綴った記事を本にして出版しました。
それが『Brain on Fire(日本語翻訳版「脳に棲む魔物」KADOKAWA刊)』です。
この本はたちまちベストセラーとなり、2017年にクロエ・グレース・モレッツ主演で『彼女が目覚めるその日まで』というタイトルで映画化もされました。
少し古い映画なので、ほとんどの動画配信サービスでは公開が終了してしまっています。
各サービスでの配信状況をまとめました!
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配信サイト | 配信状況 | 無料体験期間 | 月額費用(税込) |
U-NEXT | 見放題 | 31日間 | 2,189円 |
NETFLIX | × | なし | 880円~ |
FOD PREMIUM | × | 2週間 | 977円 |
dTV | × | 31日間 | 550円 |
Amazonプライムビデオ | × | 30日間 | 500円 |
Hulu | × | 2週間 | 1,026円 |
Paravi | × | 2週間 | 1,017円 |
上記の結果により、2020年12月16日現在、U-NEXTであれば『彼女が目覚めるその日まで』を視聴することができます。