【世界が騒然!本当にあった(秘)衝撃ファイル】アメリカ・ワシントン州の美人姉妹ドーラとクレアの美容施設殺人事件の恐ろしい計画と真相ネタバレ
『世界が騒然!本当にあったマル秘衝撃ファイル』で特集されたのは、美人姉妹ドーラとクレアの美容施設事件。
美容施設で命が狙われる!?
アメリカ・ワシントン州。
美人姉妹のドーラとクレアが、人気の美容施設を訪れた。断食を取り入れた食事療法でデトックスをするという美容法に二人は共感。
3カ月のコースに申し込む。だが、それが悲劇の始まりだった。
身体中を叩かれ激痛を伴うマッサージに、厳しい食事制限…。実はこの美容コースの裏には、狂気に満ちたある計画が。命を狙われた姉妹。果たして、その運命は!https://www.tv-tokyo.co.jp/shogekifile/より引用
アメリカ・ワシントン州、美人姉妹のドーラとクレアが人気の美容施設のコースを申し込んだ。
しかしその裏には恐ろしい計画があった。
『世界が騒然!本当にあったマル秘衝撃ファイル』アメリカ・ワシントン州の美人姉妹ドーラとクレア美容事件と真相ネタバレをまとめました。
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もくじ
【衝撃ファイル】ドーラとクレア美容施設事件ハザード医師の恐ろしい計画と真相ネタバレ
※当記事は実際のニュースを元にまとめています。
テレビでは名前や内容を変更し放送される場合があり、当記事の内容と異なる可能性もあります。
リンダ・ローラ・ハザード
Linda Hazzard………. Nicknamed the Starvation Doctor pic.twitter.com/ygg58vZRtt
— joseph lemire (@JosephLemire198) April 16, 2021
リンダ・ローラ・ハザード(Linda Laura Hazzard)は、医学の学位を持たないにもかかわらず、ワシントン州から「断食専門医」の免許を与えられていた。
彼女のやり方は、極めて異端なものであった。
真の健康への道は数日以上のほぼ完全な断食によって定期的に消化器系を「休ませる」ことだとした。
患者は少量のトマトジュース、アスパラガスジュース、時にはオレンジジュースからなる食事で数日、数週間、数ヶ月間絶食をし、毎日浣腸で体内を「洗浄」し、看護婦に言わせると「殴られたような音がする」ほどのマッサージを受けた。
その結果、何人かの患者は生き延び、ハザードの方法を公的に支持するようになったが、何十人もの患者がハザードの治療を受けて死んだ。
ハザードは、その死因はガンや肝硬変などの未知の病気であると主張した。
ハザードの反対派は、死者はすべて餓死だと主張した。
そんな彼女の元には賛同する多くの患者が集まってきた。
ある一人の女性はハザードの元で50日間断食した後、3歳の息子を残して亡くなったこともあった。
ドーラとクレア
🚨NEW EPISODE🚨In 1911 English sisters Claire and Dora Williamson began consulting a Seattle fasting specialist named Dr.Linda Burfield Hazzard. Join us as as we discuss the Starvation Heights sanitarium, and the woman who many consider Washington’s first female serial killer. pic.twitter.com/plUdN2FwPG
— Crime & Compulsion Podcast (@CrimeCompulsion) September 27, 2021
そんな彼女の元に、裕福な英国陸軍士官の孤児だったドーラ(ドロシア)とクレアのウィリアムソン英国人姉妹が訪れた。
2人は新聞でハザードの本の広告を知った。
ドーラは腺の腫れとリウマチの痛みを訴え、クレアは子宮下垂と言われていた。
姉妹は今で言う代替医療の信奉者で、健康増進のために肉とコルセットをすでにやめていた。
オララのハザード自然治療研究所のことを知るとすぐに、クレアがハザードの「最も美しい治療法」と呼ぶ治療を受けようと決心した。
治療
ハザード自然治療研究所は自然にあふれた場所で、馬が草を食み、近くの農家で採れた新鮮な野菜で作ったスープを飲むのが夢だった。
1911年2月にシアトルに到着したクレアとドーラは、まだ完成していないという理由でアパートで治療を受けることに。
トマトの缶詰からとったスープを1日2回、1杯だけ食べさせ、浴槽で何時間も浣腸し、途中で失神しそうになると、キャンバスの支柱で覆った。
2ヵ月後にオララのハザード家に移された時には、体重が70ポンド(約31キログラム)になっていた。
クレアの死亡
クレアとドーラは健康のための旅行を家族に反対されることをわかっており、誰にも行先を告げていなかった。
唯一の手がかりは、オーストラリアに滞在していた幼い頃の看護婦マーガレットに届いた謎の電報で、たった数行の言葉が書かれているだけだった。
マーガレットは途中で出会ったハザードの夫からクレアが死んだと聞かされた。
ハザードによると、クレアが幼い頃に投与された薬が原因で肝硬変を起こしたという。
何かがおかしいとマーガレットは思った。
霊安室に安置されていたクレアの遺体はまるで別人のようだった。
まだ生きているドーラは体重50ポンド(22キログラム)しかなかったが、なぜかそこを離れようとしなかった。
ハザードはクレアの服や家財道具、そして姉妹のダイヤモンドやサファイアなど、推定6000ドル相当の宝石を勝手に持ち出していた。
マーガレットはハザードにドーラを帰すように説得したが埒があかない。
ハザードは威勢のいい声と輝くような黒い瞳で催眠術をかけるようなところもあり、人を支配する恐ろしい力をもっていた。
マーガレットはドーラを解放するため、クレアとドーラの叔父のジョン・ハーバートを呼んだ。
ハーバートは、ハザードに1000ドル近くを支払ってドーラを解放させた。
逮捕
この事件を調べ始めたところ、ハザードは多くの富豪の死に関わり、多くの財産を受け取っていたことがわかった。
1911年8月15日、クレアを餓死させた第一級殺人容疑でリンダ・ハザードは逮捕された。
翌年1月の裁判で、姉妹が治療中に苦痛で泣き叫び、何時間も浣腸され、触るとやけどするような風呂に入れられたことがわかった。
偽造小切手や手紙などの不正行為も判明した。
ハザード自身は自分の治療法を信じており、クレアの死にも、他の患者の死にも、一切責任を取ろうとしなかった。
1911年、金銭的利益を得るために少なくとも15人を殺害したとして、2年から20年の重労働の判決を受け医師免許を剥奪された。
彼女は、自分の養生法の価値を証明するために刑務所で断食をしながら2年間勤務し、その後、理由は不明だが1916年にアーネスト・リスター州知事から全面恩赦を受け、支援者の近くに住むためにニュージーランドに移り住んだ。
1920年、彼女はオララに戻り念願の療養所を建設し、その建物を「健康のための学校」と名付けたが、1935年に研究所は焼失した。
その3年後、当時70代前半だったハザードは病に倒れ、自ら断食に取り組み、その後間もなく亡くなった。
【衝撃ファイル】ドーラとクレア美容施設事件ハザード医師の恐ろしい計画と結末まとめ
美人姉妹のドーラとクレアは「断食専門医」のハザードの元で治療を受けることに。
少量のスープや体内洗浄のためと何時間も浣腸されるなどでクレアは亡くなってしまう。
姉妹の知人により助け出されたドーラ。
ハザードはクレアの宝石などの財産を受け取っており、他にも多くの富豪の死に関わっていることがわかった。
逮捕されたハザードは2年後、理由不明だが州知事の恩赦を受け釈放。
70代前半だったハザードは病に倒れ、自ら信じていた断食に取り組み、その後間もなく亡くなった。
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