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『護られなかった者たちへ』原作ネタバレあらすじ結末!犯人は誰?佐藤健?

護られなかった者たちへキャスト・原作ネタバレあらすじ結末

映画『護られなかった者たちへ』の原作ネタバレあらすじ結末が気になる!

”どんでん返しの帝王”の異名をもつ中山七里(なかやま しちり)さんのミステリー小説『護られなかった者たちへ』が佐藤健さん主演で映画化されることが発表されました!

公開日は未定ですが、「2020年公開」となっています。

とま子
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楽しみ!!!

映画『護られなかった者たちへ』のキャスト一覧と、原作のネタバレあらすじを結末までまとめていきたいと思います。

▼同じ原作者の『ドクター・デスの遺産』も豪華キャストでの映画化が決定しています!

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とま子
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原作ネタバレへは目次からジャンプ!

もくじ

『護られなかった者たちへ』映画キャスト一覧

護られなかった者たちへAbema TIMESより

映画のあらすじは以下の通りです。

東日本大震災から9年後、宮城県内の都市部で、全身を縛られたまま放置され餓死させられるという凄惨な連続殺人事件が発生。捜査線上に浮かび上がった容疑者は利根という男(佐藤健)。彼は、知人を助けるために放火、傷害事件を起こした後、刑期を終えて出所したばかりだった。宮城県警の刑事、笘篠(阿部寛)は殺された二人の被害者から一つの共通項を見つけ出し利根を追い詰めるが…。一体、彼はどのように生きてきたのか?被害者はなぜこんな殺され方をされたのか?そこには、切なくも衝撃の真実が隠されていた――。

Abema TIMESより

役名 キャスト
利根泰久 佐藤健
笘篠(とましの)誠一郎 阿部寛
円山幹子 清原果耶
上崎岳大 吉岡秀隆
蓮田智彦 林遣都
遠島けい 倍賞美津子

利根泰久(佐藤健)

 

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ドラマ『恋は続くよどこまでも』の大ヒットでますますファンが急増中の佐藤健さん。

今回の役どころは連続殺人事件の容疑者です。

↓佐藤健さんのコメント

生活保護というシステムの裏に潜む人々の様々な思い、その中でも途方もないやるせなさ、悲しみ、どこへ向ければいいかわからぬ憤り、怒りをぶつけていくことがこの作品での自分の役割だと思っています。魅力的なキャストの皆様、そして再び瀬々監督とご一緒できることを大変嬉しく思います。
監督とは前回2ヶ月の岡山ロケを共にしましたが、今回の舞台は宮城です。またしばらく瀬々組の濃厚な映画の世界に浸ってきます。

Abema TIMESより




笘篠誠一郎(阿部寛)

 

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『テルマエ・ロマエ』 など大ヒット映画に多数出演されている阿部寛さんは、佐藤健さんが演じる利根を追う刑事役。

↓阿部寛さんのコメント

瀬々監督と数年ぶりにご一緒しますが、監督ならではの、リアリティと素朴な人間の感情が入り混じる現場に身をゆだねようと思います。不可解な連続殺人事件を追いかける刑事役となりますが、今までとは一味違う刑事像となる予感と期待があり、撮影現場に入る事が今から楽しみです。
今回の物語の舞台は宮城県を中心とした東北地方になりますが、東日本大震災のみならず、日本各地で発生している天災を風化させないためにも、物語を通して記憶と想いを繋げていければと思います。

Abema TIMESより

円山幹子(清原果耶)

 

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福祉保健事務所職員・ケースワーカー役には、エランドール賞新人賞を受賞した清原果耶さん。

原作では円山は男性なので、映画オリジナルのキャラクターです。

↓清原果耶さんのコメント

この度、円山幹子役で出演することになりました、清原果耶です。
脚本や現地で感じたものを
出来る限り沢山胸に抱き留めて
彼女を生きたいと思っています。
この映画が誰かの心を温め、
これからに繋がる灯火のようなものになれば幸いです。
撮影はまだ始まっていないのですが
監督、スタッフ・キャストの皆様と
全身全霊で臨めればと思います。

Abema TIMESより




上崎岳大(吉岡秀隆)

『男はつらいよ お帰り 寅さん』や『Fukushima50』など話題作への出演が途切れない吉岡秀隆さんは、国会議員の上崎岳大を演じます。

↓吉岡秀隆さんのコメント

今という時代だからこそ生まれるべき映画になればと思います。
『64-ロクヨン-』以来の瀬々組、緊張感を持ってワンカットワンカット大事に演じられればと思います。

Abema TIMESより

蓮田智彦(林遣都)

ドラマ『おっさんずラブ』 や朝ドラ『スカーレット』などに出演し人気の林遣都さんは、阿部寛さん演じる笘篠の後輩刑事役。

↓林遣都さんのコメント

東日本大震災から9年、今もなお、この脚本の中の登場人物たちのように長きにわたって
やりきれない叫びを抱え続けている人々が沢山いると思うと、自然災害とはどれだけ惨く恐ろしいものかを改めて痛感させられました。自分の役どころがこの映画の持つメッセージを受け取らなければならない対象にあると感じています。
自分の目で見て感じ、抱いた気持ちを大切に、撮影に臨んでいきたいと思います。

Abema TIMESより

遠島けい(倍賞美津子)

倍賞美津子さんは、夫と理髪店を経営していたが死別により現在は独居中の東日本大震災被災者遠島けいを演じます。




『護られなかった者たちへ』原作ネタバレあらすじ結末

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以下は『護られなかった者たちへ』の原作の内容です。

「あなたにこの物語の犯人はわからない」 ― 中山七里

仙台市の保健福祉事務所課長・三雲忠勝が、手足や口の自由を奪われた状態の餓死死体で発見された。三雲は公私ともに人格者として知られ怨恨が理由とは考えにくい。
一方、物盗りによる犯行の可能性も低く、捜査は暗礁に乗り上げる。
三雲の死体発見から遡ること数日、一人の模範囚が出所していた。
男は過去に起きたある出来事の関係者を追っている。男の目的は何か? なぜ、三雲はこんな無残な殺され方をしたのか?

誰が被害者で、誰が加害者なのか──。
怒り、哀しみ、憤り、葛藤、正義……
この国の制度に翻弄される当事者たちの感情がぶつかり合い、読者の胸を打つ!

第三の被害者は誰なのか?
殺害された彼らの接点とは?
第三の被害者は?
本当に“護られるべき者”とは誰なのか?

“どんでん返しの帝王”中山七里が、日本の社会福祉制度の限界に挑んだ問題作!

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※ここから先は重大なネタバレが含まれます※

1章 善人の死 ネタバレあらすじ

仙台市の福祉保険事務所の課長・三雲忠勝が遺体となって発見された。

三雲は手足を拘束され口を塞がれた状態で廃墟のアパートに放置され、餓死していた。

宮城県警捜査一課の笘篠誠一郎は、後輩でコンビを組んでいる蓮田と共に捜査にあたる。

笘篠は、3.11の震災で妻と子供を亡くしていた。

笘篠たちは、餓死という残忍な殺害方法から犯人は三雲に恨みを持つ者の犯行であると考える。

だが、妻からも職場の人間からも三雲の評判はよく、恨みを買うような人物ではなかったと言う。

三雲の職場であった福祉保険事務所で応対した円山菅生からは、三雲が担当していた仕事が生活保護の申請の承認・却下に関わる業務であると聞く。

現場に残された手がかりもなく、捜査は行き詰まっていた。

一方、刑務所から出所したばかりの利根勝久は、久しぶりの塀の外の世界に浦島太郎のような気分を感じていた。

保護司の櫛谷から紹介された鉄工所の面接で、役所の対応が杜撰だったために人を殴って刑務所に入っていたことを話す。

面接を終え櫛谷の自宅にいた利根は、面接の結果が不採用であったと聞かされる。

翌朝、櫛谷宅で地元の新聞を眺めていた利根は、ある人物が掲載されているのに気づく。

利根はその人物に憎悪を抱き、三雲よりも悲惨な死に方がふさわしいと考えていた。

彼の行動を探らなければ、と利根は思う。そのために模範囚になってまで刑期を短縮させたのだ。




2章 人格者の死 ネタバレあらすじ

第2の殺人が起こる。

議会一の堅物として知られる県議会議員の城之内猛留が農機具小屋で遺体となって発見された。

三雲と同じように、手足をガムテープで拘束され、餓死していたのだった。

2つの事件には、殺されたのが評判のいい人物であること、現場に残された物証が乏しいこと、防犯カメラの映像がないことなど共通点が多かった。

笘篠たちは三雲の事件と同一犯の仕業と考え、2人の接点を探る。

すると、2人が8年前・9年前頃に同じ職場で勤務していたことが判明。それが塩釜福祉保険事務所だった。

職場でのトラブルの可能性を探るため、笘篠たちは再び仙台の福祉保険事務所を訪れる。

またしても応対した円山から、「ケースワーカー」という仕事について聞かされる。

ケースワーカーの仕事のひとつに、生活保護を受けている人の元を訪れ不正受給の有無を確認するというものがあるという。

笘篠と蓮田は、円山のケースワーカーとしての仕事に同行することになり、そこで生活保護の実態を目撃する。

その頃利根は、港湾労働に従事していた。

「上崎岳大」なる人物の居場所を探すため、休日は電話帳やネットカフェでのネット検索に明け暮れる。

だが手がかりがつかめず、刑務所時代の知人である五代良則を頼ることに。

五代はヤクザで、民間調査会社(名簿屋)の代表を務めていた。

五代と会って事情を話すと、五代は快く依頼を引き受けた上、利根に架空名義の携帯電話を与えた。

2日後、五代から着信があり、上崎の居場所を知る。




3章 貧者の死 ネタバレあらすじ

生活保護に関して、行政側が真っ当な対応をしても逆恨みされることがあると知った笘篠たちは、塩釜の福祉保険事務所を目指す。

その途中、円山が低層住宅の玄関先で老婆を相手に何やら説明しているところを目撃する。

見るからに生活保護を必要としていそうな老婆にも打ち切りを宣告しようとしているのかと聞き耳を立てる笘篠と蓮田。

しかし、円山は生活保護を受けたがらない老婆に対し、申請するよう説得しているのだった。

安堵した2人はそっとその場を離れ、塩釜に向かう。

塩釜福祉保険事務所で対応した支倉は、笘篠が要求した8・9年前の生活保護申請を却下した案件の資料を出し渋った。

後日、上官からの圧力により送られてきた資料から、4人の容疑者候補が浮上。

笘篠は、3つめの殺人が起こることを危惧していた。

次に狙われるとしたら、殺された三雲と城之内の当時の上司・上崎岳大だ。

だが上崎はフィリピンに旅行中で事情を聴くことができない。

先に4人の容疑者候補それぞれに事情聴取に行くと、その誰もが三雲を恨んでいたが犯行は不可能だった。

そこで、笘篠は塩釜福祉保険事務所からのデータの一部が意図的に削除されていることに気づく。

再び塩釜を訪ね支倉と対峙した笘篠は、削除された3件の生活保護却下案件の詳細を聞き出すことに成功する。

その中で、遠島けいという人物に関するトラブルが引っかかった。

生活保護の申請却下後、利根という知人男性が窓口に怒鳴り込み三雲と城之内を殴った挙句、建物に火を放ったのだという。

詳しく調べたところ、利根には前科があったこと、放火はボヤで済んだこと、模範囚ですでに出所していることを知る。




4章 家族の死 ネタバレあらすじ

塩釜に生まれ育った利根は、高校の終わりに母と別れて以来身寄りがなかった。

行きつけの定食屋で酔ったヤクザとケンカになり前科持ちとなった利根は、執行猶予の身となる。

そんなある日、ケンカ相手が仲間と共にお礼参りのため目の前に現れる。

次に捕まったら実刑は免れないという思いから、反撃せずに暴行を受ける利根。

あと一撃で背骨を折られるというその時、どこからか水が浴びせられ「火事だあっ」と叫ぶ声が聞こえる。

助けてくれたのは、遠島けいという老婆だった。

けいの家には、カンちゃんと呼ばれる中学生の少年がいた。

カンちゃんは3軒隣の家に住んでいて、母親が夜の仕事に出ている間けいが預かっているらしい。

すっかり2人と打ち解けた利根は、カンちゃんの相手をするという口実で毎日けいの家に通うようになった。

けいは夫と離別し、息子夫婦と孫は交通事故死、元看護師だが年数が足りず年金ももらえない身で、貯金を取り崩して生活していた。

カンちゃんが母親の職業のことでイジメられていることが発覚した際には、けいと利根が協力して中学生たちをこらしめた。

利根は鉄工所勤めで、鉄工所に併設された家賃格安の寮で暮らしていた。

だがあるとき、経営が傾きヤクザ・神楽に会社を乗っ取られてしまう。

組員になるか、前借りしている給料を法外な利息をつけて返済するか、という理不尽な選択を迫られた利根は、ヤクザになることを決意。

しかし、ギリギリのところでけいが神楽を説得し、ヤクザになることも借金も回避することができたのだった。

それでも勤めていた鉄工所は辞めなければならず、利根の再就職先はけいの家から離れたところだった。

以前ほど頻繁にけいの家を訪ねることができなくなった利根は、弟分のカンちゃんから電話でけいが生活に行き詰まっていることを聞く。

母親の仕事の都合でカンちゃんも引っ越すこととなり、けいの様子を見られる人がいなくなってしまった。

利根はけいの家に行って生活保護の申請を勧め、翌週もけいの元を訪れた。

すると、けいの家は電気とガスが止められ、食料は何もなく、けいはティッシュを食べて空腹を紛らわせていた。

けいによれば、生活保護の申請には行ったが却下されてしまったのだという。

翌日、利根は仕事を休みけいと共に福祉保険事務所を訪れるが、三雲により門前払いにあう。

もう一度申請すれば今度は通るかもしれないと申請書を一式渡し、利根はけいと別れた。

それから3週間後の2007年12月6日、けいは遺体となって発見される。死因は餓死だった。最後は水道も止められていたという。

7日にその事実を知った利根は、カンちゃんと共に遺体と対面する。

警察から遺体のそばには保護却下決定通知書が落ちてたと聞き、利根は怒りを抑えるのに精一杯となった。

12月8日、利根は福祉保険事務所に行き、窓口担当だった三雲を殴り、止めに入った城之内も殴った。

そしてその夜、庁舎の裏に火を放った。




5章 恩讐の果て ネタバレあらすじ

利根を容疑者と睨んだ笘篠たちは、保護司の櫛谷から事情を聴く。

櫛谷によれば、利根に携帯電話を貸した五代という男がいるという。

笘篠たちは五代の会社を訪ね、そこで五代が独自に調べ上げた利根の過去を知る。

さらに、次のターゲットとなる上崎がフィリピンに行った目的が売春ツアーであり、現地での取り締まりが強化されたため予定を繰り上げて帰国することも聞かされる。

その頃利根は、上崎の帰国に向けて準備を進めていた。

給料を前借りし、無断欠勤した上で、仙台駅のカプセルホテルに潜伏。

上崎を拘束するためのPPロープを購入し、空港の下見もした。

五代からは電話で、犯行を思いとどまるよう説得される。五代が警察に上崎の帰国予定を教えたのも、利根を止めたいがためだった。

いよいよ帰国当日。利根は女装し朝から空港のロビーで上崎を待つ。警察は200人の捜査員を空港に配備していた。

あと少しで上崎が帰国するというとき、利根は笘篠と蓮田に確保されてしまう。

警察で取り調べを受けた利根は、自分は上崎を殺すつもりだったのではなく護るつもりだったのだと主張する。

そのとき、帰国し売春容疑を認めて自宅にいたはずの上崎が姿をくらませたとの連絡が入る。

利根は真相を話す代わりに、自分を上崎の居場所まで一緒に連れて行くよう笘篠に要求。

利根が向かわせたのは、塩釜のけいの自宅だった長屋。そこには、椅子に縛り付けられた上崎とカンちゃんがいた。

笘篠は、長屋から少し離れた場所に停められた見覚えのある車と、聞き覚えのある声から、その正体が誰だか気づいていた。

全ての事件の真犯人は円山だったのだ。「菅生(すがお)」だから「カンちゃん」。

利根は「いい子でいなさい。人に迷惑をかけないように」というけいの遺言で円山を説得し、上崎は無事解放された。

円山は犯行前、自らSNSに「護られなかった者たちへ」というタイトルの犯行声明とも取れる文章を投稿していた。

このメッセージは広く拡散され、世間に一石を投じる結果となった。

上崎は売春ツアーの代償として、福祉保険事務所から退職金返還の訴訟を起こされた上、世間からバッシングを受けた。

笘篠は、自分が護れなかった妻と息子の写真に向かって話しかける。

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