スピンオフノベルTHE HEAD前日譚アキ・レポート(アキの過去)のネタバレあらすじ

THE HEADスピンオフアキ・レポートのネタバレあらすじ内容

THE HEADスピンオフ小説アキ・レポートのネタバレあらすじが気になる!

2020年6月12日よりHuluで配信中の国際ドラマ『THE HEAD』。

日本からはジャニーズの山下智久さんが出演しているとあって、配信開始前から話題沸騰でした。

そして、7月22日には山下智久さん演じるアキの過去を描いたスピンオフ小説が発売!

本記事では、スピンオフノベルTHE HEAD前日譚アキ・レポート』はどんな内容なのか?ネタバレをまとめていきたいと思います。

とま子
とま子
アキの過去気になる!

▼THE HEAD本編のネタバレはこちら

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もくじ

スピンオフノベルTHE HEAD前日譚アキ・レポート(アキの過去)のネタバレあらすじ

スピンオフ小説は、山Pこと山下智久さん演じるアキ・コバヤシが博士課程中の出来事を描いた物語となっています。

日本から山下智久がメインキャストの一人「アキ」として出演する、huluオリジナル・超大型国際連続ドラマ「THE HEAD」。
その前日譚となるスピンオフノベルが登場!

これは、アキが「ポラリスVI南極科学研究基地」へと赴く前の物語ーー。

博士課程中の微生物研究者、アキ・コバヤシ。
彼の夢は南極で研究することだった。
デンマークの大学で地道に研究に打ち込んでいたアキは、あるとき、国際学会で浜田教授から声をかけられる。
浜田教授は世界中から注目されている微生物学者で、南極探査チームを率いる生物学者アーサー・ワイルドとも旧知の中。
浜田教授は、メタンガス変換の鍵となる微生物を手に入れて培養に成功すれば、アーサー・ワイルドの研究チームの一員に推薦すると言う。

夢の南極へ行けるかもしれない…アキは日本の浜田教授の研究室へと移り、浜田教授の息子であるヨシと院生の梨花を助手に迎えて研究を開始。
思うような成果を得られない中、アキたちは一枚のポストカードから鍵となる微生物の存在を突き止めた。
三人は手かがりを追ってタイへと向かうことに!
ゾウを対象にさらなる研究を重ねるが、そこで大いなる陰謀がアキの前に立ちはだかり…!?

若手研究者が直面する問題を背景に、世界を股にかけた壮大なスケールで描く、理系サスペンス・アクション!

Amazon商品ページより

プロローグ

大石梨花小林亜綺(こばやしあき)に雇われ動物園でアルパカの唾液を採取するのを手伝っている。

アキはただそこにいるだけで人の目を惹いてしまう存在だった。

1

アキの目標は南極に行って自分の研究をすることだった。

帝都大学を首席で卒業後、南国行きのチャンスを少しでも早く掴むためデンマークに留学。

修士課程取得後もデンマークに留まり研究を続けていた。

そこに帝都大学の浜田教授が現れ、地球温暖化を食い止める可能性を秘めた微生物<メチロコカス・オパカス>の研究を手伝ってほしいと言われる。

初めは断ろうとしたアキだったが、南極への最短の道である“アーサー・ワイルドの研究室への推薦”をちらつかされ、デンマークの大学を退学して日本に戻ることを決めた。

浜田教授から一緒に研究をするよう命じられたのはエリート研究者の麦野米原

だが2人とは馬が合わず、アキは助手として大学院生の梨花を雇ったのだった。

アキと梨花は<メチロコカス・オパカス>を探し出して培養するため、動物園の土やギフトショップの外に並べられたお土産品などを研究室に持ち帰った。




2

採取したサンプルを研究室で培養を試みる作業を繰り返すも成果が得られないでいたある日、浜田教授から呼び出される。

浜田教授は、自分の息子である芳樹(よしき)を助手にするよう言ってきた。

芳樹は帝都大学の博士課程に在籍しておりアキとは同級生だったが、専攻は文系。

父親のコネで就職するため、少しでも微生物の分野で実績を残しておくことが目的だった。

研究室に戻ると、梨花からついに<メチロコカス・オパカス>の反応が確認されたと伝えられる。

反応が出たのはギフトショップで売られていたポストカード

ポストカードはゾウの糞を再利用して作られたもので、殺菌処理が甘かったために菌が生き延びていたことが考えられた。

アキ・梨花・芳樹の3人は、ポストカードの製造元であるタイへと向かった。




3

タイに着いた一行は、有名な実業家ウォンプアハンが慈善事業の一環として経営するゾウの保護施設(エレファントキャンプ)へ。

施設側へは事前に調査の依頼を行っており、施設内にある研究設備も使わせてもらう約束をしていた。

だが、施設に到着すると、アキたちはゾウのプリチャの世話を命じられてしまい研究の話をしても取り合ってもらえない。

仕方なく毎日プリチャの世話をした後の限られた時間で研究をせざるを得なくなり、睡眠時間を削って研究に明け暮れた。

アキはやがて、プリチャ・アンポーン・タンサニーの3頭の糞からは<メチロコカス・オパカス>が必ず検出されることを突き止める。

この3頭に共通した特徴は、象牙が赤みがかっていることだった。

エレファントキャンプに来てから10日が経ち、滞在期間は残り3日と迫っていたが、研究は順調に進んでいた。

研究の帰り、アキはディディが子ゾウと触れ合っているところに遭遇し、お互いについて話をする。

ディディはプリチャの散歩中に出会ったマハウトで、そのときには素っ気ない態度を取られていた。

ディディによれば、アキたちはマハウトの修行をしに来た日本人で、仕事を奪うつもりだから何も教えるなと言われていたのだという。

ディディはレイカン族の村の出身で、エレファントキャンプに出稼ぎに来ていた。

アキがバクテリアを調べに来た科学者だと言うと、ディディは<ローン・ウー>という精霊のことかと言った。

子ゾウと触れ合った夜、アキは子供の頃の夢を見る。

アキの実家は酒造で、小さな頃から微生物に興味津々だった。南極に行くという夢のきっかけは兄からの言葉だったことを思い出す。

翌日、経営者のウォンプアハンがエレファントキャンプにやって来た。

ウォンプアハンはアキに手違いがあったことを詫び、今日からはもうゾウの世話をしなくてよいと言ってくれた。

アキはプリチャ・アンポーン・タンサニーについてもっとよく観察する許可をもらう。

しかしその後、プリチャの耳の先が何者かによって切断されるという事件が起き、アキたちが犯人に仕立て上げられてしまう。

一行は翌朝にバンコクの警察署に出頭するよう言われ、その日のうちにキャンプを追い出されてしまった。




4

バンコクまで車で送ってくれるのは、ディディだった。

大事な研究サンプルを積んでくれるよう頼み、アキたちは車に乗り込む。

だが出発してしばらくして、違和感に気づく。車はバンコクには向かっていなかった。

ディディはスピードを上げ、車ごと崖に突っ込もうとした。

アキたちは何とかディディを止めることができたが、黒いバイクの追手がやって来る。

アキがハンドルを握りカーチェイスを繰り広げ、車ごと川に突っ込み何とか振り切ることに成功。

ディディはウォンプアハンからキャンプを出てすぐ崖に突っ込むよう命じられていたが、高く売れる車の部品を故郷の人たちに遺そうと命令を無視し別の崖を目指していたらしい。

アキ・芳樹・梨花は3人とも無事だった。ディディはいつの間にかいなくなっていた。




5

泊まる予定だったのとは別のホテルで一夜を明かし、アキと芳樹は警察署に向かった。

だが、出頭命令など出ていないと言われる。

そこでアキは、密輸品の証拠として赤みがかった象牙が運び込まれているのを目撃する。

アキの仮説によれば、赤い象牙の原因はジョンリの木の皮

エレファントキャンプ周辺にのみ生息する固有種で、アキたちが世話をしていたプリチャもこのジョンリの皮が好物だった。

そして、<メチロコカス・オパカス>もこのジョンリの皮の成分に関係していると考えていた。

つまり、警察署にあった密輸品の赤い象牙はウォンプアハンが密猟したものである可能性が高かった。

適当に冷遇して追い払うつもりでいたアキたちが赤い象牙を持つゾウに興味を持ったため、密輸がバレたと思い始末しようとしたのだろう。

この推理を聞いた芳樹は、チャンスだと言った。密輸をネタにウォンプアハンをゆすれば、研究がスムーズに進められるというのだ。

だが、アキはそんなこと考えてもいなかった。警察に通報する気でいたのだ。

芳樹はそんなアキを1人残し、先にホテルに帰った。

悩んだ末、アキは警察署に戻り匿名で情報提供をおこなった。

それを電話で芳樹に報告している途中、アキは何者かにナイフで脇腹を刺される。

なんとか探し当てた芳樹は、アキの希望で救急車は呼ばず町医者に運び込む。

そこに梨花も駆けつけ、無事処置が終わったアキと対面。

3人は日本に帰国することになった。




6

帰国したアキは、浜田教授にタイでの出来事を報告する。

自分ならゾウを見捨てていたという浜田教授。アキは研究者失格で、今の評価は米原や麦野より下だと言われてしまう。

浜田教授はアキたちがタイに行っている間に<メチロコカス・オパカス>の情報を全世界に公開し、NIM(国内最高峰の微生物学研究組織)にも研究参加を要請していた。

米原・麦野・梨花もNIMの研究チームに加わるのだという。

アキはNIMのチームへの参加を断り、1人で研究を続けることを選ぶ。

NIMという文字の並びを見ると、アキは年の離れた兄のことを思い出した。

―回想―

アキが10歳のとき、兄は実家の酒蔵を継いだ。

両親の代で経営はかなり傾いていて、兄は酒造りよりも資金繰りに忙しかった。

兄はいつも自分の造る日本酒の自慢をしていた。

乳酸を添加しないで蔵にもともといる酵母を利用して酒母を作っているのだと。

酒母を見てみたいとせがむアキに、兄は「来週な」と告げる。

理由は、明日NIMが酒蔵を見学に来るためだという。

NIMが見学に来た1週間後、いよいよ酒母を見せてもらえるという日、アキが待ちきれず酒蔵に忍び込むと、タンクの中の日本酒の様子がおかしい。

慌てて兄を起こした。異変の原因は「火落菌(ひおちきん)」と呼ばれる乳酸菌で、酒蔵にとっての天敵だった。

アキが火落菌を発見した翌日、兄は首を吊ってしまった。

火落菌が熱に弱いため、加熱殺菌技術の発達した現代では滅多に発生しないものだった。

アキが帝都大学4年生のとき、たまたま見かけた就活生向けの合同企業説明会で、NIMのブースが目に留まる。

リクルーターから受け取ったフライヤーには“近年は酒造事業が好調!”と書かれていて、その製法は乳酸を加えず特別な酵母を使って発酵させるというものだった。

アキはサンプルをもらい、飲んでみる。その匂いは、子供の頃にかいだ実家の酒蔵の酒とそっくりだった。

アキはNIMが兄の酒母を盗み、タンクの中に火落菌を入れたのではないかと疑うが、証明のしようがない。

そのとき、アーサー・ワイルドの研究チームが南極で珍しいバクテリアを発見したというニュースが飛び込んでくる。

アキは南極を目指すことに決めるのだった。

―回想おわり―

実家のある山形で兄の墓参りをし、南極には行けそうもないと謝るアキ。

東京の家に帰ると、タイからの国際便の不在票が入っていた。

荷物を受け取ると、差出人はディディ。中身は実は車に積んでいなかったという研究サンプルだった。

ゾウを助けてくれたお礼に送ってくれたのだという。

研究を再開したアキは、連日徹夜で一人で研究に明け暮れ疲れ切っていた。

そんなとき、キャンパスで芳樹に会い、「寝なくてすむ薬」と言って覚せい剤・アンフェタミンを手渡される。

アキはタイで研究よりモラルを取って失敗したことから、覚せい剤に手を染めてしまう。

アンフェタミンの効果で不眠不休で順調に研究を進めることができるようになったアキ。

次第にアキは視線を感じるようになる。NIMが研究成果を奪おうとしており、周りの全員がNIMの手先に見えた。

アンフェタミンの摂取量がどんどん増えていたある日、ついにアキは<メチロコカス・オパカス>の培養に成功する。

だがその直後、身体が限界を迎え眠り込んでしまった。

梨花に起こされ気が付くと、2日前に研究棟で停電がありまだ復旧していないのだという。

慌ててシャーレを確認すると、<メチロコカス・オパカス>はすべて死滅してしまっていた。それどころか、保管しておいた残りのサンプルも全滅だった。

ディディにもう一度サンプルを送ってもらうよう手配したアキ。

しかし、浜田教授から研究室を明け渡すよう告げられる。

NIMのチームが<メチロコカス・オパカス>の培養に成功したのだ。

アキは悔しさと同時に誰かが実験の結果を盗んだのではないかと疑念を抱く。

キャンパスで会った芳樹は、NIMに就職が決まったのだと言った。

挑発してくる芳樹にアキは暴行を加え、倒れた後も馬乗りになって殴り続けた




7

アキは暴行事件により大学にはいられなくなったが、芳樹が転んだと主張したため行政上はお咎めなしで済んだ。

アキの研究成果をNIMに横流ししたのはアキに惚れている梨花だった。

停電直後に研究室を訪れ成功を知った梨花は、アキが南極に行ってしまうのを恐れ芳樹に協力を依頼したのだ。

芳樹はNIMに就職するチャンスを得られるので、願ってもない話だった。

浜田教授は米原をアーサー・ワイルドの研究室に推薦することに決めた。

だが、最終的に論文を読んでアーサーが選んだのはアキだった。




エピローグ

タイのディディのもとには、アキから近況報告の手紙が届いていた。

参加予定だった隊員が二人亡くなったため、いよいよ南極に行けるという内容だった。

手紙には、南極から戻ってきたらしばらく休みがもらえそうなのでタイに遊び行くと書かれていた。




スピンオフノベルTHE HEAD前日譚アキ・レポート(アキの過去)の作者は誰?

アキの過去を描いた小説スピンオフノベルTHE HEAD前日譚アキ・レポート』の著者は、江坂純さんです。

江坂さんは、『名探偵ピカチュウ』の小説版や、大人気漫画『NARUTO』のスピンオフ小説などを手掛けている作家さん。

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また、現在ワンピースマガジンでも漫画『ONE PIECE』の小説を連載中です。

とま子
とま子
スピンオフが得意なのかな?




スピンオフノベルTHE HEAD前日譚アキ・レポート(アキの過去)の感想

個人的にはなんともスッキリしない終わり方だったのですが、読んでいて山Pで容易に脳内再生できる小説でした。

ネット上にも映像化してほしいという意見がありましたが、アクションあり・恋愛要素あり・ミステリー要素ありで映像化向きな作品な気もします。

以下、Twitter上の感想をまとめました!

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