イェール大学の美人研究者アニー・リー殺人事件。壁の遺体の内容犯人ネタバレ

【ワールド極限ミステリー】イエール大学院生殺人事件の真相は？結婚式直前の美人研究者アニー・リーはどこに消えたのか？犯人は？密室の謎を天才FBI捜査官が解決！

2020年9月2日放送の『ワールド極限ミステリー』で放送されたのは以下の事件です。

イェール大学院生殺人事件

名門イェール大学の美人研究者が突如姿を消した…。
しかも1週間後に結婚式を控えていた、幸せ絶頂であるはずの彼女の身に一体何が起こったのか…？
天才FBI捜査官が密室のミステリーに挑む！

番組公式サイトより引用

結婚式1週間前に失踪した大学院生アニー・リー。

彼女はどこに消えてしまったのか？

FBI捜査官が見つけた場所とは。

名門イェール大学で起きた、美人研究者殺人事件の真相内容と犯人ネタバレをまとめました。

イェール大学院生殺人事件。美人研究者の失踪事件の内容と犯人ネタバレ

※当記事は実際のニュースを元にまとめています。

テレビでは名前や内容が変更されて放送される場合があります。

Annie realizava pesquisas com aplicações no tratamento de diabetes e câncer, posteriormente ela iniciou seu doutorado em Farmacologia na Yale Medical School em New Haven, Connecticut.

Ela estava noiva de Jonathan Widawsky e o casamento estava marcado para 13 de Setembro de 2009. pic.twitter.com/so6Dro9C54

— Mórbido Podcast (@MorbidoPodcast) August 24, 2020

2009年9月8日。

アメリカ東部の名門イエール大学（エール大学）のベトナム系の大学薬学部大学院生アニー・リー（レー）が失踪した。

彼女は24歳で、名門コロンビア大学の大学院生と一週間後（5日後）に結婚式を控えていた。

そのため婚約者が疑われたり、マリッジブルーで逃げてしまったなどの噂もあった。

防犯カメラ

Em menos de 24h após o desaparecimento, os investigadores já haviam conseguido as imagens das câmeras de segurança do prédio de laboratórios onde colegas de trabalho haviam visto Annie pela ultima vez.

Annie entrou no prédio às 10AM mas ela não foi vista deixando o local. pic.twitter.com/lexFc4EQZZ

— Mórbido Podcast (@MorbidoPodcast) August 24, 2020

アニー・リーの行方を探すため、彼女が働いていたビルの防犯カメラを検証することになった。

確認すると行方不明になった当日の午前10時に姿が確認されたのが最後で、ビルに入った姿は映っていたが、出ていく姿は確認されなかった。

同日に火災報知器が作動したため、カメラには全従業員と学生が退出する姿も映っていた。

ゴミ捨て場まで捜査したが彼女の姿は見つからない。

捜索すると、ビルのオフィスに彼女の荷物が放置されているのが見つかった。

動物実験施設

アニー・リーは博士課程で医学系の動物実験施設に所属していた。

FBI捜査官たちは、彼女の所属する研究室の建物で何かが起きたのではと推理する。

研究室に入るためにはIDが必要だった。

アニー・リーのID記録によると、午前10時11分には研究室に入っていることがわかった。

地下室

アニー・リーが失踪して3日後の9月11日。

研究室内には防犯カメラがないため、捜査は難航した。

捜査員は研究室と、実験に使われている動物の保管をしている地下室の捜索、そしてアニー・リーの失踪当日に居た人物のリストを調査した。

捜索の結果、血しぶきのついたエプロンと、天井のパネルの中から血まみれの靴下や手袋が発見された。

そして研究室の隣の部屋から彼女のネックレスが発見され、ルミノール反応から床一面の血痕が見つかった。

しかしアニー・リーの姿はない。

ロッカールームから腐敗臭がするが、見つからず捜索が続けられた。

壁の中から発見された遺体

Raymond Clark III pleads guilty to murder of Yale University graduate student Annie Le #otd in 2011 https://t.co/my9YH4Vghz pic.twitter.com/XSmtmEgHpG

— Daily News Flashback (@NYDNFlashback) March 17, 2017

9月13日。

結婚式の予定だった日。

警察犬の調査で、なんとアニー・リーは地下室の壁の中から発見された。

アニー・リーは窒息死していた。

発見されていた血まみれの靴下と手袋は彼女のものだった。

そして壁の中からは緑のインクのペンも発見された。

容疑者

発見された地下室に入れる人間は限られていて、ある人物にたどり着いた。

それは緑のインクのペンで研究所への入室サインをしていた人物、レイモンド・クラークだった。

彼はアニー・リーと同じ研究室で働く２４歳の職員で、実験動物の管理をしていた。

実験用動物は、結果を正常に出すための生体管理や、実験を終えた動物は安楽死させて焼却をしなければならないなど、厳しいルールで徹底されている。

レイモンド・クラークは職務に真面目で潔癖症な性格で、職員の中からも、厳しすぎる・感情的になることがあると言われていた。

アニー・リーに対しても、彼女の担当する部分が不潔だと言っていた。

自分の責任を考えるレイモンド・クラークに対して、アニー・リーは掃除よりも限られた時間で研究成果を出したいと考えていたため、二人は対立していた。

DNA鑑定

レイモンド・クラークの逮捕までには時間を要した。

彼の身体や衣服には膨大な種類の動物のDNAが付着していたため、DNA鑑定に時間がかかったためだった。

発見された血まみれの靴下や、アニー・リーと共に壁の中から発見された緑のインクのペンなどに付着していたDNAから、レイモンド・クラークが逮捕されたのは17日のことだった。

イェール大学の美人研究者アニー・リー殺人事件の結末は

Em Março de 2011 Raymond Clark se declara culpado pelo homicídio de Annie Le, após fazer um acordo com a promotoria.

Ele foi condenado a 44 anos de prisão por homicídio. pic.twitter.com/8HE6kXC5CU

— Mórbido Podcast (@MorbidoPodcast) August 24, 2020

2011年3月。

レイモンド・クラークは有罪となり、殺人罪で44年の実刑判決を受けた。

裁判ではアニー・リーを殺害するに至った経緯は説明されなかった。

スキャンダルを避けたい大学が行った説明は「この事件はどの職場にも起きうる不幸な同僚同士の紛争」だった。

この事件について、本当にどこにでも起こる事態なのかと論争が起こる事態となった。