【ワールド極限ミステリー】ルイーズ「悪夢のベビーシッター」事件の結末・真相をネタバレ！

ワールド極限ミステリーの18歳「悪夢のベビーシッター」（ルイーズウッドワード）事件の結末が知りたい！

2020年6月3日（水）19:00～『ワールド極限ミステリー』の3時間スペシャルが放送されます！

◎生後8か月の赤ちゃんが突然死…逮捕された18歳ベビーシッターは「私は無罪！」逆転裁判の判決

TBSより

これは、2019年4月に放送された『ワールド犯罪ミステリー』の再放送となっています。

当時の放送概要はこちらです。

乳児殺害事件～18歳ベビーシッターは赤ちゃんを殺したのか!?
1997年。18歳のイギリス人ベビーシッター、ルイーズがアメリカである家庭の赤ちゃんの世話をしている最中、赤ちゃんの容態が急変。搬送された病院で驚きの事実が判明する。赤ちゃんは頭蓋内出血をおこしており、頭部も骨折していたのだ。
検察はルイーズの仕業だと訴えて裁判が始まった。殺害の容疑をかけられたルイーズは無罪を主張。
法廷で微笑みを浮かべるルイーズをアメリカ国民は「悪夢のベビーシッター」と名付け有罪を確信、一方イギリス国民はルイーズの無罪を信じていた。
裁判は両国で大きな注目を集め、逆転に次ぐ逆転裁判に…!!
次々と明らかになる事実。有罪か無罪か！陪審員が下した評決とは!!　さらに全米英が騒然となった驚きの結末とは。

TBSより

18歳のベビーシッタールイーズ・ウッドワードは赤ちゃんを殺したのか？裁判の結果は？

本記事では、前回の放送内容や現地の報道をもとに事件の詳細と結末をネタバレありでまとめていきます。

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【ワールド極限ミステリー】18歳ルイーズ「悪夢のベビーシッター」事件とは？

1997年、アメリカ・ボストン郊外の高級住宅で事件は起きました。

この家に住む夫婦は2人とも医師で、2人には生後8ヶ月の次男マシューと長男ブレンダンがいました。

当時この家にはもう1人、18歳のイギリス人ベビーシッターのルイーズ・ウッドワードが暮らしていました。

ルイーズは、ホームステイさせてもらう代わりにベビーシッターをするという就業制度、オペア制度を利用してアメリカに滞在中でした。

1日8時間労働で日給約2300円という格安の賃金で働き、その代わりルイーズの食費と宿泊代はタダという契約です。

1997年2月4日、ルイーズから生後8ヶ月のマシューの呼吸が止まりかけているという通報が入ります。

救急隊が到着したときにはマシューは瀕死の状態で、両親はすぐにマシューの元に駆けつけました。

眼科医である母デボラが診察をすると、眼底出血を起こしていることが確認できました。

精密検査の結果、マシューの脳と頭蓋骨の間に複数の大きな内出血が確認され、「揺さぶられっ子症候群」であると診断されました。

揺さぶられっ子症候群とは、新生児や乳幼児が激しく揺さぶられると脳の血管が引きちぎられ、硬膜下出血やクモ膜下出血、眼底出血などを引き起こすもので、児童虐待のひとつとみなされています。

また、手首が骨折していたにもかかわらず1ヶ月近く放置されていたこともわかりました。

事件当日、マシューに接していたのはルイーズだけ。

警察がルイーズに事情聴取をすると、マシューを揺さぶり床に落としたことを自白します。

これを受け、事件の翌日にルイーズは緊急逮捕され、現地メディアはルイーズを「悪夢のベビーシッター」と呼び大きく報じました。

事件から5日後、マシューは死亡。ルイーズの罪状は暴行から殺人に変わりました。

【ワールド極限ミステリー】18歳ルイーズ「悪夢のベビーシッター」事件の判決は？

The Sunより

事件から8ヶ月後の1997年10月7日、殺人罪に問われたイギリス人ベビーシッター・ルイーズの裁判が始まりました。

ルイーズを裁くのは12人の陪審員。

裁判はイギリスでも放映され、両国で大きく取り上げられました。

裁判中、ルイーズが笑みを浮かべたことから、世論はルイーズの有罪を確信していました。

1度目の判決

裁判の焦点は、赤ちゃんの死因が何だったか。

検察側は頭を揺さぶったことが死因だと主張する一方で、弁護側は死亡する数週間前に負ったケガが死因だったと主張しました。

事件当日、マシューの両親は朝出勤し、午後3時半頃にルイーズがマシューのおむつを交換。

ルイーズは、おむつを捨ててマシューの元に戻ると呼吸をしている気配がなかったことから、喉に何か詰まらせたかと思いマシューを揺さぶり、救助要請の電話をしたと供述しました。

検察側の証人としてマシューの母・デボラが立ち、ルイーズの普段の生活態度について証言しました。

ルイーズは夜遊びにでかけたり門限を破ることが多く、夫婦に門限を破ったことを注意されるのを嫌がっていたというのです。

検察は、マシュー殺害の動機を夫婦への逆恨みだとしました。

弁護側は、頭を揺さぶったことが死因であれば首にも相当なケガを負っているはずなのに、無傷だったことがおかしいと主張します。

その後26時間の審議の末、陪審員は殺人でルイーズを有罪とし、禁固15年が言い渡されます。

2度目の判決

1度目の判決を受けて、すぐさまルイーズの弁護団は再審を要求。

ルイーズは規定の週45時間以上働かされていたり、子供たちのお世話以外の家事もさせられていたりしていたことが判明。

マシューの両親が普段から虐待をしていたのではないかという疑いも出始めます。

ルイーズ側の証人からは、性格的に落ち着いた少女で、近くに住む子供たちの面倒をよくみていたという証言もありました。

陪審員の中にルイーズには殺意がなかったのではないかという意見が出始め、結果、過失致死として刑が大きく軽減され279日の禁固刑となりました。

その後、279日という判決を不服として検察側が上告。

陪審員による投票が行われました。

結果は、有罪判決は7-0で承認され、殺意があったかどうかについては4-3で棄却されます。

上告は棄却され、ルイーズの刑が確定することとなりました。

【ワールド極限ミステリー】18歳ルイーズ「悪夢のベビーシッター」判決への反応は？

前回の放送時には、真相がわからずモヤモヤしたという声が多くありました。

ルイーズ・ウッドワード事件、
「ルイーズは規定の週45時間以上働かされていた」
「子供のお世話以外の家事もやらされていた」
というところで、
「いや、それ絶対あかんファミリーやん！」
と反応してしまいました (^_^;)#ワールド犯罪ミステリー #オペア

— オペアAIJ (AuPair AIJ) (@AIJ_AuPair) April 17, 2019

ルイーズは結局やったのか。。？それとも親の虐待。。？
どちらにせよマシューが可愛そうだね#ワールド犯罪ミステリー

— あかさかみつけちゃん (@rgOsRAGMF16f4tw) April 17, 2019

かわいそうなルイーズ。裁判官は証拠不十分でNot Guiltyを採用するべきだった。過失があったかどうかはよくわからない。推定無罪の原則を守るべきだ。それが司法のレベルを高める。#ワールド犯罪ミステリー

— 北極星とカシオペア座 (@hayabusa01122) April 17, 2019

ルイーズは無罪でしょ。こんなの、警察の誘導尋問じゃん。#ワールド犯罪ミステリー

— ぶうこ (@buuuuuu___co) April 17, 2019

調べれば分かる話だが
ルイーズの時給や待遇から
考えれば無罪
でも…さっきの笑顔を見てると
有罪なのかなぁ#ワールド犯罪ミステリー

— junie skywalker (@ekocraft) April 17, 2019

親にも問題有りすぎだし、ルイーズが悪かったとしても無罪にして終わりでいいじゃん #ワールド犯罪ミステリー

— 🐼 (@haru_104412) April 17, 2019

ルイーズが有罪だと陪審員が判断した。でも決定的な証拠は何もない。死因さえはっきりしない。あり得ない。—と思ってたらルイーズが釈放されたと。どうなったんだ。真犯人が自首するしかない。#ワールド犯罪ミステリー

— 北極星とカシオペア座 (@hayabusa01122) April 17, 2019

ベビーシッターの話が結局モヤモヤして終わったな。赤ちゃんの骨折の真実は結局誰がやったのよ？
揺さぶってなくて当日骨折じゃないなら頭部骨折が死因じゃないのかな、それを誰がやったのかね･･･
でも子育ての経験ない18歳無資格の子に一日中シッターさせるの普通ムリ#ワールド犯罪ミステリー

— APRIL (@earlydeathearly) April 17, 2019