『世界が騒然！本当にあった㊙(秘)衝撃ファイル』警察官との禁断の恋！？放火殺人事件の犯人は誰なのか？真相は？
2020年7月8日放送の『世界が騒然！本当にあったマル秘衝撃ファイル』で特集されたのはこちらの事件です。
警察官との禁断の恋が招いた放火殺人事件の真相…犯人は誰？
https://www.tv-tokyo.co.jp/plus/lifestyle/entry/2020/022078.htmlより引用
警察官パトリックの恋人タミーが殺された。
容疑者は3人。禁断の恋とは何なのか？
放火殺人事件で被害にあったのは誰なのか？
そして犯人は誰だったのか？
番組で放送された『殺人放火ミステリー』の内容をまとめました。
もくじ
警察官との禁断の恋が起こした放火殺人事件の真相は？
https://www.tv-tokyo.co.jp/plus/lifestyle/entry/2020/022078.htmlより引用
1992年8月、ある民家で火災が発生。
第一発見者は警察官のパトリック。
その民家には交際3か月となる恋人のタミー・ローアが住んでいた。
消防隊が到着し火は消し止められたが、タミーは遺体となって発見された。
タミーが倒れていた寝室はひどい状態だった。
火の不始末と思われた火災原因は、部屋からガソリンの缶が発見されたことから放火に変わった。
またタミーの遺体には異様な痕跡が。
鋭利な刃物で20か所もの刺し傷があったのだ。
犯人はタミーを刺し殺したあと、ガソリンをまいて放火したと推測された。
タミーに恨みを持つ3人の容疑者が浮上した。
それは主婦、元警察官、現役の警察官だった。
焼け跡から奇跡的にタミーの日記が発見された。
パトリックとタミーの出会い
事件の三カ月前。
パトリックは総務部に呼び出しを受け、総務部で働いていたタミーと出会った。
タミーは警察官を目指していた。
一目惚れしたパトリックは、パトロールに同乗しないかと誘う。
初デートとなったパトロールだったが、強盗事件が発生する。
タミーを乗せたまま現場へ向かったパトリック。
容疑者を捕らえたパトリックの様子を見て二人の距離は急接近し、交際に発展した。
パトリックの秘密
事件発生2カ月前から、タミーの周辺では異変が起きていた。
誰かに見られているような気がしたのだ。
その頃スポーツ万能だったタミーは、総務部からフィジカルトレーナーに配属が変わっていた。
そこで接したパトリックの同僚、警察官のローレンスはタミーを狙っていた。
感情的で暴力的なローレンスはタミーに強引なアプローチをしていた。
パトリックはその様子に怒りを感じていた。
タミーがパトリックに好意を抱いていることを知ったローレンスは、タミーに対し衝撃的なことを告げた。
「（パトリックは）既婚者だから落ち着いている。妻と子どもがいる」
これについてパトリックは、
「結婚生活は事実上終わっている。妻とは別れようと思っている」
と話した。
タミーは秘密にしていたことに怒り別れを告げた。
パトリックはタミーと別れたくなかったが、もちろん妻のニコルはそんなこと知るよしもなかった。
タミーは日記にその頃の心境を書き綴っていた。
ストーカーから寄りを戻した2人
パトリックは何度もタミーに連絡をしていたが、タミーは連絡を取らなかった。
しかしある日、タミーはローレンスにストーカーをされていたのを知る。
冷たく対応するタミーに対して強引に迫るローレンス。
パトリックはその現場に入り、ローレンスを追い払った。
しかしローレンスはタミーを諦めなかった。
事件発生の1カ月前。
ローレンスはタミーへの迷惑行為が原因で警察官をクビになった。
タミーとパトリックに逆恨みをするローレンス。
そのことがきっかけでパトリックとタミーはまた2人で話すことになった。
「妻と別れる。君と一緒になる」
パトリックはタミーに対してそう告げ、タミーも初めは拒否していたが受け入れてしまう。
婚約という形で仲睦まじい写真を撮る二人。
タミーはパトリックとの写真を宝物のように大事にし、部屋に飾っていた。
不審な手紙
写真を撮ったその夜。
タミーとパトリックにばれないように、車の中から2人の様子をうかがいメモを取るローレンスの姿があった。
パトリックの妻ニコル宛に届いた差出人不明の手紙が届いた。
そこにはパトリックとタミーのことが書かれていた。
出会いからすべて書かれたその手紙の存在を知り、パトリックはタミーが結婚を待てず送ったのではないかと疑った。
パトリックはタミーを問い詰めたが、手紙を書いていないと答える。
タミーの母にも紹介されたパトリックは、射撃の訓練を2人ですることに。
その時パトリックの脳裏にはローレンスが浮かんだ。
タミーの家の近くでローレンスの車を発見する2人だったが、逃げられてしまう。
手紙はローレンスが送ったものなのか？
空白の5時間
タミーが殺された放火事件。
タミーへの強い恨みを感じる殺害方法。
現場検証をしていると、電話線が切断され、窓枠が壊されていたのがわかった。
顔見知りの犯行だと考えられる。
検視の結果タミーが殺されたのは深夜0時頃、火災発生は早朝5時頃と考えられた。
間には5時間の空白の時間があった。
容疑者
第1の容疑者、パトリックの妻ニコル。
彼女はタミーと面識がなく、自宅の住所も知らないと証言した。
第2の容疑者、元警察官でパトリックとタミーに逆恨みしていたローレンス。
2人を恨んだローレンスの犯行かと警察は疑ったが、ローレンスは妻とのアリバイがあると答えた。
ローレンスも既婚者だったのだ。
第3の容疑者は恋人の警察官パトリック。
既婚者であることを隠していた恋人の犯行なのか？
タミーの日記
警察が現場から発見したタミーの日記。
そこにはパトリックへの恋心と共に、既婚者を隠していたパトリックへの不満も書かれていた。
そして日記の筆跡と、妻のニコルへ送りつけられた筆跡が同じことが判明した。
手紙を送ったのがタミーだと知ったパトリックが、最有力候補となった。
動かぬ証拠
パトリックへの取り調べで、動かぬ証拠を警察は出した。
それはタミーの家周辺の防犯カメラの映像だった。
そこには深夜0時すぎパトリックの車がタミーの家から自宅方向へ走り去り、火災発生時刻直前に再びタミーの家に向かう様子が映っていた。
パトリックは自宅へガソリンを取りに行っていたのだ。
動かぬ証拠を突き付けられ、パトリックは自供した。
手紙を妻に送られたことを恨んでの犯行だった。
警察官との恋で起きた放火殺人事件の犯人ネタバレ
犯人は恋人であるパトリックだった。
手紙の差出人がタミーだと知ったパトリックは、彼女に詰め寄った。
追い詰められたタミーはナイフを手に、パトリックを
「奥さんと別れるつもりなんてないんでしょ！嘘つき！」
と罵った。
実際に妻ニコルと別れるつもりなんてなかったパトリック。
タミーを愛人としか考えていなかった。
怒りのままナイフを奪い取りタミーを刺したパトリック。
自宅に戻り血のついた服を着替え、ガソリンを持ってタミーの家に戻った。
火を放ち自ら第一発見者として通報したのだった。
パトリックは逮捕され、その後の裁判で禁固80年を言い渡された。
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