【世界が騒然!本当にあった(秘)衝撃ファイル】アメリカ・デトロイトから出発したノースウエスト85便の緊急着陸事故の原因・結末ネタバレ
『世界が騒然!本当にあったマル秘衝撃ファイル』で特集されたのは、2002年に起きたノースウエスト85便の緊急着陸事故
404人の命を救え!スゴ腕機長vs暴走巨大旅客機
▼2002年、ノースウエスト85便はアメリカ・デトロイトから日本・成田空港へ向けて順調に飛行していた。しかし、突然の激しい衝撃とともに機体がコントロール不能に!機長は近隣空港への緊急着陸を決断するのだが、次々と予測不能の事態が襲い掛かる!はたして、乗客乗員404人の運命は!?
https://www.tv-tokyo.co.jp/tue/より引用
2002年、アメリカ・デトロイトから日本へ向けてノースウエスト85便が離陸した。
しかし突然の衝撃でコントロール不能に!
事故の原因と乗客404人はどうなったのか?
『世界が騒然!本当にあったマル秘衝撃ファイル』のノースウエスト85便の緊急着陸事故の原因・結末ネタバレをまとめました。
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もくじ
【衝撃ファイル】ノースウエスト85便の緊急着陸事故の原因結末ネタバレ
※当記事は実際のニュースを元にまとめています。
テレビでは名前や内容が変更されて放送される場合があります。
(当記事に使用されている画像はすべてイメージのため事故とは関係がありません)
2002年、ノースウエスト航空85便はアメリカのデトロイト・メトロポリタン・ウェイン・カウンティ空港から日本の成田国際空港へ向けて飛び立った。
高度約10000mに差し掛かった頃、離陸と着陸を担当するシニア機長と副操縦士が休憩に入り交代機長と副操縦士に変わった。
直後、突如機体が傾く異常が起きた。
エンジンの故障かと思われたが、2枚の方向舵(ラダー)の下側が左方向に振れて制御できなくなっていたことが判明。
交代機長が緊急事態を宣言し、目的地外の着陸要請をしたが無線不感帯のため電波が弱く、別の便に連絡を取り対処した。
事故の原因
後にわかったことだが、動力を制御する油圧制御装置が金属疲労によって亀裂が入っていたため、ピストンがパイプからはみ出て元に戻らなくなってしまっていた。
そのため下部ラダーが片側に寄ってしまったのだ。
これは目視で発見できる種類の破損ではなかった。
「極めてまれなことだ」と言われた。
ノースウエスト航空85便に使用されたボーイング747-451型機は、-400シリーズの初号機で、納入前に試験飛行を1年半以上実施していた。
金属疲労の原因は想定以上の負荷の可能性もあったが、根本的原因の解明には至らなかった。
機長たちの対処
緊急事態マニュアルには有効な対処法が無く、戻ってきたシニア機長が手動で操縦した。
機長や副操縦士ら4人はそれぞれ役割分担や交代をしながら対処することに。
- シニア機長…実際の操縦とミネアポリスとの連絡
- 交代副操縦士…無線交信及び操縦(機長が休憩する間)
- 交代機長…客室への連絡
- シニア副操縦士…エンジン操作及びマニュアル等の確認
そうして左右のエンジンを細かく調整させて機体を操作した。
なんとか機体を制御し、アメリカのアラスカ州にあるテッド・スティーブンス・アンカレッジ国際空港への着陸に成功。
乗客乗員404人は全員無事だった。
無事に着陸できたのは方向舵が2枚に分かれていたことが良かったと考察された。
そして乗務員の連携と協力により、的確な対処を行えたことも大きく称賛された。
【衝撃ファイル】ノースウエスト85便の緊急着陸事故の結末ネタバレまとめ
アメリカ・デトロイトから日本・成田空港へ向けて出発したノースウエスト航空85便は、2枚ある内の下側にある方向舵のトラブルにより機体が傾く異常事態に。
4人いた機長と操縦士が冷静に対処し、無事に緊急着陸に成功。
乗客乗員404人は全員無事だった。
事故原因は金属疲労による破損だったが、目視では確認できないレベルで破損の根本的原因はわからなかった。
この事故により、以後の事故防止のため、耐空性改善命令が出されることとなった。
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